ザウルスのマウントに容量制限?
デカいデータ(65MBくらい)をSDカードに移そうとして、ちょっとした問題点に気づきました。
いつものように、USB接続したザウルスをネットワーク接続でMacにマウントし、データをSDカードにコピーしようとしたのですが、うまくいきません。
「空き容量が足りないからダメ!」みたいなアラートが表示されてしまいます。
また、ファインダーのウインドウでも、「残り45MB」などと表示されています。確かに、空き容量が足りないっぽい。
んが! 256MBのカード内には、30MBほどのデータしか入っていないはずなのです。
また、テキストなどごく小さなデータなら、コピーできますので、いちおう接続は正常な模様。
埒があかないので、カードリーダでSDカードをマウントしてみると、ちゃんと200MBの空きがあり、実際、データもコピーできました。
Macとザウルスは、SMB接続されているんだけど、そこになんらかの容量制限みたいなものがあるのでしょうか……。
Macのデータベースをザウルスへ。
Palmでも同じだけど、ザウルスにデータベースを入れておくと、なにかのときに非常に便利です。
もちろん、ザウルス単体でもデータベースは作れますし、ザウルスの場合はそっちが王道かもしれないんだけど、まぁ、それを言っちゃうと話が進まないし(笑)。
それに、項目数の多いもの、ややこしい長文を含むものなら、Macで作る方がずっとずっと簡単ですからね(ということにしてください(笑))。
てなわけで、Macで作ったデータベースを、CSVを介してザウルスで利用する手順をまとめてみました。
Macでの作り方、ザウルスでの読み込み方、ともにいくつか留意しなくてはならないことがあります。
そのあたりを、(マサ村上が気づいた範囲で)ご紹介しています。
以前の「ザウルスをMacにマウント」と同様、別ページにしています。
よかったら、ご覧くださいまし。
地図を見る画像ビューアがほしい。
ザウルスでは、画像ビューアが乏しいような気がしています。
なんて、いきなり断定するのはよくないかも、ですけど……。
誤解のないように書いておかなくてはなりませんが、「写真」を見ることに関しては、特に不満はないです。
というより、ザウルスの画面の美しさは、写真を鑑賞するのに打ってつけ。
僕が撮ったへぼへぼぉ〜ん(フランス風表現)な写真ですら、実際の3割増しの美しさで表示してくれます。ありがとう、ザウルス!(笑)
ただ、実を言えば、僕自身はPDAにそういうことを望んでいないんです(ということは、以下の文章は「非常に偏った目的を持つ者によって書かれている」ということでもあることを、ご理解くださいねー)。
じゃあ、なにをしたいかというと、地図を切り出して持ち歩く、ということなんです。これは、紙の手帳を使ってたときからやってることなんだけど。
そうした観点で見た場合、今のところ適するものが見つけられていない、ということです。
「続きを読む」で、標準でついてくる「イメージノート」を例にとって、不満なところを書いてみますね。
続きを読むPalmの予定を一括で送信(palmOne社製品に限定)。【追記あり】
「Palmとザウルスでビームしてみよう。」に追加(というか、後で思いついた(笑))。
予定表のビームについて、です。
Palmの予定表の項目をビームするには、従来からの機種の場合、各項目を選んで、ひとつひとつビームするしかありません。
が、Tungsten E等であれば、予定のすべてを一括で送信してしまうことも可能です。
(これは、Palm同士でも同じことですけど)
Tungstenシリーズ等、比較的新しめのpalmOne社製デバイスでは、基本四大PIMソフトに大幅なチューンアップがなされています。
そのうち、予定表ソフトの「Calender」(旧版は「Datebook」)では、予定にもカテゴリを設定できるようになりました。これを利用します。
……と書けば、もう手順はわかったでしょうから、以下は「続きを読む」にて(笑)。
【※追記】
「Tungstenシリーズ等」と大雑把なことを書きましたが、例えばTungsten Cでは、従来通り「Date Book」が搭載されているようです(スペックのページ参照)。
以下の方法は、あくまでも予定表ソフトが「Calernder」に変更されている機種に限定したものです。ご注意くださいまし。
なお、これはid:itokoichiさんの日記に寄せられたid:TungstenCさんのコメントによって、ようやく気づくことができました。ありがとうございます。
【追記、以上】
改行コードにご用心。
ザウルスのソフト「CaTrain」のデータのことで、けっこう悩んだことがありました。
大雑把に説明しておくと。
「CaTrain」とは、時刻表を表示してくれるソフト「NextTrain」の互換ソフトです。
「NextTrain」の互換ソフトは色々出ていて、僕もこれまでに、Palm用「DA TrainTime」、PocketPC用「NextTrain for PocketPC」を使ったことがあります。
互換というだけあって、ザウルス用も(あるいは他のプラットフォーム用も)含めて、データを使い回すことができます。
たとえば、最初に使ったPalmのメモ帳上に作っていたデータを、Mac上でテキストに書き出し、それに「.tbl」と拡張子をつけて、PocketPC用のデータとすれば、ちゃんと表示してくれます。
そのときは、それでオッケーだったんだけど……。
互換性があるだろうからと、PocketPCで使ってたTBL形式のテキストをそのまま流用しようとしたのですが、データとして認識されませんでした。まっしろ。あらー。
で、困ってたら、ザウルス用互換ソフトには「ntrain」というのもあって(フローティングウィンドウ表示もできるなど、これも面白そう)、こちらはJAVAで動作する都合上、文字コードは「UTF-8」に限定されるという制限があることを知りました。
なので、てっきりこれも文字コードが悪いのかと思って、Mac上でmiを使ってUTF-8に変換してみたら、認識はしたけれど、ひどい文字化け。
でも、とにかく認識はしたのだからと、文字コードをJIS、EUC-JP、ISO8859-1等々、選択できる限りのものを取っ換え引っ換え入れ替えてみました。
でも、文字化けの方式が変わっていくだけで、いっこうに改善されません。
なぜ?(るるー)
……と、ひたすら悩んでいたのですが、答えは非常に簡単でした。
問題は文字コードではなく、改行コードの方だったんです。
Mac用の改行コード(CR)になっていたため、認識できなかったのでした。
で、それをWindows用(CR+LF)に変換してやると、あっけなく認識してしまいました。ちゃんちゃん。
逆に言うと、Mac用の改行コードでも、ずっと問題なく認識してくれていたPocketPC用のやつは、なんて偉いんだろうとか思ったりしましたけど。
ちょっと昔は、Windows機やワープロ専用機を使ってる人とのデータのやり取りは、改行コードを直すのが当然の作業というか、一種の儀式になってたんだけど、最近はMacもWindowsも賢くなり、そういうことで頭を悩ませることもなくなってました。
で、忘れちゃってましたね、そういうの。なんかちょっと懐かしい?(笑)
いずれにせよ、こういう問題は、特に「CaTrain」に限定したものではなく、他のソフトでも発生するかもしれませんよね。
なので、「改行コード」というのは、時おりキーワードになるかもしれない、と思いました。