Adobe-Japan 1-5。

Appleが、Mac OS XApple Publishing Glyph Setとして先行し、後にこれをベースとしたAdobe-Japan 1-5が規格化されました。
そのセットの中には、JIS文字コード規格JIS X 0213:2000で制定されている「長音符号付日本語ローマ字母音、アイヌ語新カタカナ文字、エスペラント(語)字上符文字」も含まれています。
それに関連してるのかは定かではありませんが、特定の文字で表記する方法が定まっておらずサポートは難しいとされてきたAynu(アイヌ)語を、どうやらPantherは果敢に挑戦しているようです。
MACお宝鑑定団より(2003/7/3付)
http://www.tcp-net.ad.jp/danbo/

MACお宝鑑定団」に、こんな記事が掲載されてました。
いろんな文字が付加されていくのは、確かに素晴らしいことではあります。
従来(というか現状)のDTPの現場では、特に人名については作字したりするのが当たり前みたいになってますしね。てな感じの、作業労力的な問題もそうだけど、さまざまな文字のフォローが進むというのは、言葉という文化をちゃんとフォローする、という作業にもなるんだと思います。それはそう思うんですけど‥‥。
でも、やっぱり、そういう規格がどんどん変わっていくのは、現場レベルでは「混乱」ということにもなってしまいますね。難しい‥‥。
この先、JIS文字コードなんかの規格がどう推移していくのかわかんないけど、なんだか過渡期って感じが否めない。そういう環境に、商売的な環境を移していくのは、やっぱり難しいんではないかなー、とか思ってしまいますけど、どうなんでしょう。しばらくは、古い環境に支配される時代が続いてしまうんではないかなぁ。
そんなこと言ってると、進歩がないんでしょうけど、ね。